ジュラルミンの溶接のご相談承ります!加工が難しい理由や素材の情報もご紹介

ジュラルミン 溶接 イメージ

ジュラルミンの溶接に対応しています

ジュラルミンの溶接に、安久工機は対応しております。

ジュラルミン(A2017)は高い強度と軽量性を兼ね備えた優れたアルミニウム合金ですが、溶接が非常に難しい素材として知られています。

ジュラルミンの溶接が難しいことから他のメーカーに断られてしまい、お困りになってしまったお客様からご相談いただくケースがあります。

今回のコラムでは「ジュラルミンの溶接が難しい理由」について解説し、安久工機についてもご紹介いたします。ジュラルミンの溶接でお困りの方は、ぜひ最後までお読みください。

ジュラルミン(A2017)はなぜ溶接が難しいのか

ジュラルミン(A2017)はなぜ溶接が難しいとされているのでしょうか。

ジュラルミンは、アルミ合金の中でも高い硬度を持ち、加工性にも優れている素材です。航空機や機械部品やアタッシュケースなど強度が求められる用途で選ばれていますが、一方で他のアルミ合金よりも溶接性に劣る素材、つまり溶接が難しい素材として知られています。

ジュラルミンの溶接が難しい理由は「アルミの融点」と「添加された成分の熱伝導性」にあります。

アルミの融点(溶融温度)は約660℃と、他の金属と比べて低い性質があります。一般構造用圧延鋼材のSS400の融点(約1,580℃)と比べてみると、アルミの熱に対する溶けやすさをご理解いただけるのではないでしょうか。このように融点が低いアルミが成分の9割以上含まれているため、ジュラルミンは熱によって溶けやすい性質であると言えるでしょう。

更にジュラルミンはアルミを主成分とし「銅」と「マグネシウム」が添加されている合金ですが、これらの成分は熱伝導率が高く熱が逃げやすい性質があるため、他のアルミ合金と比べ溶接が難しいとされているのです。

ジュラルミンの溶接には高い技術が求められるため、溶接がどうしても困難である場合には他の素材への変更を検討するほか、ジュラルミンの溶接のノウハウのあるメーカーに相談をされると良いでしょう。

安久工機について

安久工機は、設計から製作まで一貫して対応できる設計・製造会社です。

弊社は研究開発や製品開発、試作の設計、製作の他、大田区の町工場とのネットワークを活かし、製作内容に最適な工場を組み合わせ、高品質なモノづくりを行っております。

ジュラルミン 溶接 設計 打ち合わせ

このため弊社を窓口に、モノづくりの根幹である設計から各種加工まで、様々なご相談を承っております。

大田区内には各加工に特化した専門性の高い工場が集結しているため、ジュラルミンの溶接など難易度が高い加工のご相談、ご依頼に対応しております。

ジュラルミンを使用した製作実績もございますので、どうぞご安心してご相談ください。

ジュラルミンの溶接のご相談は安久工機にご相談ください

安久工機では、ジュラルミンの溶接に関するご相談を承っております。

弊社では、大田区内の協力工場とのネットワークを活かし溶接のご相談を承っております。ジュラルミンのような難易度の高い素材に対しても、高品質な溶接を実現しております。お客様のご依頼内容に最適な工場を選定し、加工の知識を持つ設計者が製作の全体管理を行いますので、安心してお任せください。

ジュラルミンの溶接や製作に関するお悩みがございましたら、ぜひ安久工機までご相談ください。

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