案件名 | 触図筆ペン「Lapico(ラピコ)」 | ||||||||||||
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案件説明 | 視覚障がい者の方々のために開発された「描いてさわれるペン」 | ||||||||||||
案件カテゴリー | 福祉 視覚障害 |
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依頼元 | 香川県立盲学校 美術教員 | ||||||||||||
キーワード | ペン みつろう バルブ機構 ヒーター 商品開発 |
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対応範囲 |
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賞歴・特許等 | 2008年 第19回 大田区中小企業 新製品・新技術コンクール特別賞 2012年 猪瀬直樹東京都知事(当時)より 福祉のまちづくりの推進への感謝状を受賞 特許:第4887228 描画具 特許:第5410789 描画ペン |
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コメント | ある日、盲学校の美術教員から届いた一通のFAX。 「目の見えない子どもたちのために、"みつろう"をインクにして描画した線をさわれる 筆ペンを作りたい」 というご依頼主の熱意に心を動かされ、開発に至りました。 「みつろう」とはミツバチが巣を作るために分泌するロウの一種。 常温では固形ですが60度程度の熱で液化する性質があります。 このみつろうを原料にして作られたみつろう粘土をペンに内蔵されたヒーターで溶かし、 バルブ機構のペン先を紙に押し付けることで自由に絵を描画できます。 当初は"筆ペン"を目指していたため極細の形状記憶合金で筆を試作しましたが、評価検 証を重ねる中でより操作性と描画性の良いペン型を採用することになりました。 国内の多くの盲学校等で美術教材として使用されている他、染色・陶芸・日本画・アパ レル等幅広い分野で活用されています。 |
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特徴など | 描画されたみつろうは常温で10秒程度で固まり、描いた線の感触を指先で感じる事がで きます。 紙・木・布・金属・樹脂・ゴムなど、ロウが固着する物であれば全て画材になり得ます。 固まったみつろうはスクレーパーなどで削り取れば再利用可能。 自然由来の材質のため、誤って口に入れても問題ありません。 ※健康上に問題ありませんが意図的に食さないでください。 |