案件名 | 血液循環シミュレータ | ||||||||||||
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案件説明 | 人体の血液循環動態を機械的に再現し、医療機器開発の新たな道を開拓 | ||||||||||||
案件カテゴリー | 医療 人工心臓 |
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依頼元 | 早稲田大学理工学部 梅津研究室 | ||||||||||||
キーワード | 人工心臓 循環器 シミュレータ 拍動 研究開発 |
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対応範囲 |
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賞歴・特許等 | 特許:第3229487 血液循環シミュレータ | ||||||||||||
コメント | 血液が人体をめぐる循環動態・拍動流を機械的に再現するこのシミュレータの開発により、医療機器開発の世界に"シミュレーションベースでの開発"という工学的な考え方が取り入れられ、医療と工学の知見が融合した新たな開発手法が提案されました。
特に動物実験への依存度が高かった1980年代当時、この装置によって人工心臓・人工弁などの比較評価試験を定量的に再現性をもって実施することが可能になりました。 今では人工血管の評価試験や循環器系研究開発に利用されています。 |
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特徴など | 上の循環回路写真には「直管型拍動ポンプ」が取り付けれられていますが、その他ダイヤフラム型・サック型等の模擬心臓などを組み込み評価試験を行います。
コンプレッサが拍動用チャンバーに圧縮された空気を供給し、チャンバーの拡張と収縮を制御することで、心臓の自然な拍動を再現しています。 回路内には抹消血管抵抗・血圧計・流量計などを取り付けられ、さまざまな評価条件に合わせたカスタマイズが可能です。 なお、心臓シミュレーターの試作・開発につきましては以下でもご説明しております。 |