案件名 | 量産型旋回渦流式人工心臓(SVポンプ)用モールド | ||||||||||||
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案件説明 | 補助人工心臓の量産化を研究 | ||||||||||||
案件カテゴリー | 医療 人工心臓 |
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依頼元 | 早稲田大学理工学部 梅津研究室 | ||||||||||||
キーワード | 人工心臓 循環器 SVポンプ 真空成型 試作開発 |
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対応範囲 |
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賞歴・特許等 | |||||||||||||
コメント | 開発当時(2000年代)の補助人工心臓は長期使用を前提とした耐久性の高いものが主流で数百万円することが当たり前でした。そのため“心臓手術後の回復期間のみ使用する”というような短期使用用途はほとんど想定されていませんでした。
このモデルは構造を簡素化し、量産に最適化された設計にすることで製造コストが1/10にまで低減され、短期使用における補助人工心臓の選択肢の一つとして研究されました。 この製造手法を支えるモールド製作にあたり、加工性や実現性を高めるアドバイスや製作支援を当社が担当しました。 |
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特徴など | このSVポンプ型人工心臓モデルは、ハウジング・エアチャンバ・ダイアフラムにより構成されています。
温めたポリウレタンシートをモールド(型)に乗せ真空にして密着させる「真空成型」という技術で製造可能で、わずか数十分で製作できます。 |