ジュラルミンの加工性や特徴、種類を徹底解説!ご依頼は弊社にお任せください

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ジュラルミンの加工性は?種類や特徴について

ジュラルミンの加工性や種類、特徴をご紹介します。ジュラルミンはアルミ合金の中でも強度が高いため、強度が求められる用途で広く使われている素材です。

このコラムでは素材情報(特徴や種類)や加工性について解説するとともに、弊社安久工機につきましてもご紹介します。良い品質のモノづくりのためには、素材や加工の知識はとても重要です。ご参考に、ご覧いただけますと幸いです。

また、弊社はジュラルミンの各種加工に対応しておりますので、お困りのことがありましたらご相談承ります。お気軽にお問い合わせください。

ジュラルミンとは(特徴・種類)

ジュラルミンは2000系アルミ合金の1種です。

2000系のアルミ合金は「添加されている金属が主に銅」であり、高い強度が特徴です。ジュラルミン(A2017)、超ジュラルミン(A2024)は2000系の中でも代表的なアルミ合金と言えるでしょう。

2000系以外にも、「超々ジュラルミン」と呼ばれる7000系のアルミ合金もあります(A7075)。こちらは主に亜鉛とマグネシウムが添加されたアルミ合金で、アルミ合金の中でも最も高い強度を持っています。

名称 添加した主な成分 特徴
ジュラルミン(A2017) 銅、マグネシウム 銅により、高い強度を有する(105HB)。
超ジュラルミン(A2024) 銅、マグネシウム ジュラルミンよりも銅とマグネシウムが多いため、高い強度(120HB)を持っている。
超々ジュラルミン(A7075) 銅、亜鉛、マグネシウム アルミ合金の中で最も高い強度を持つ種類のひとつ(160HB)。

いずれのジュラルミンも銅が含まれているため、高い強度を持つ一方で耐食性が低い特徴があるため、使用する環境に注意が必要です。

用途

ジュラルミンは、アルミならではの軽さと高い強度を活かし、さまざまな用途で使用されています。身近な例としては、スポーツ用品(金属バットなど)やアタッシュケースがあり、他にも機械部品(ネジやギヤなど)や自動車部品など幅広い分野で採用されています。また、航空機や船舶の部品、鉄道など、高い強度が求められる分野でも用いられています。

ジュラルミンの軽量性は、車や航空機の燃費改善や走行距離・航続距離の延伸に貢献します。また、優れた強度により、衝撃や負荷がかかる部分でも信頼性の高い素材として多く選ばれています。

このように、ジュラルミンは軽量かつ高強度という特性から、幅広い産業で活躍する素材なのです。

ジュラルミンの加工性について

ジュラルミンの加工性についてご紹介します。

ジュラルミン、超ジュラルミンは強度があり、切削性も良好です(※)。プレス加工や曲げ加工などの加工も可能です。しかし、一方で溶接性に劣り、加工にはノウハウが必要となります。
(※)切削性は良好ですが、アルミは融点が低いため、加工時は刃物への溶着を防ぐための工夫が求められます。

超々ジュラルミンの場合は、ジュラルミン、超ジュラルミンよりもさらに高い強度を持つ反面、加工の難易度が上がります。切削加工においては難削材であたるため、加工のノウハウを持つメーカーに相談されることをお勧めいたします。また、溶接は不向きです。

安久工機では、ジュラルミンへの加工のご相談を承っております。モノづくりで課題がありましたら、お気軽にご相談ください。

ジュラルミンの加工は安久工機にご相談ください

ジュラルミンの加工は安久工機にご相談ください。今回は素材の特徴や種類、そして加工性についてご紹介しました。

弊社はモノづくりの町・大田区で設計、各種加工のご依頼を承っております。

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ジュラルミンの加工につきましてもご相談承っておりますので、加工でごお困りのことがありましたら、以下の窓口までお気軽にご相談ください。

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